整骨院・整体院でよく聞く「好転反応」について
西村神経整体院太宰府五条院にお越しになる方の多くは、
今までたくさんの整体院に行かれたことのある人が大半です。
その中で、施術中・後よく聞かれるのが、
「ここも、もみ返しのような好転反応は出ますか?」 です。
この好転反応は様々な考え方があると思いますが、
ぼく個人の見解としては、
もみ返しによる筋肉痛のような好転反応はいい反応とは言えません。
強い指圧やマッサージ、過度な矯正によって起こる好転反応は、
筋細胞(筋肉の細胞)を傷付けています。
一度傷付けることによってそこに血液を集めて回復するように促すのが目的なら否定はしませんが、根本的な改善からは遠くなり、その刺激に体が慣れてきたらそれこそ症状が悪化する恐れがあります。
ぼく自身、独立する以前は整体院ではなく一般的な整骨院に勤めていました。
当初、施術は硬いところを緩める一般的な指圧で、
勤めて初めの頃は気付きませんでしたが
症状が改善するスピードがかなり遅く、
毎日来るお年寄りの方々がたくさんいらっしゃいました。
そのような方々は、軽く押すと何も感じなく、
強く押さないと満足しない身体になっていました。
それが一番怖いところで 刺激に慣れてきて筋肉が硬くなっていたり、バランスが悪くなっていても気づかないのでどんどん悪くなって歩けなくなったり、強い痛みが出ないと自覚しないのです。
そうなってからでは遅く、整体院に行っても長期間通わないといけない、
手術しかないと言われた、となるパターンになります。
そうなった原因は強く力任せな指圧やマッサージを受け続けたからです。
その結果起こったもみ返しのような「好転反応」というものをいいものと勘違いすると危険ということがよくわかります。
では!正しい好転反応の反応とは?
ここが分かれば自分に合った施術に気づいて、根本改善に向かいます。
長年の不調やどこに行っても良くならなかった方の多くは、 身体の歪みや筋肉の硬さ、循環がかなり悪くなっています。
ぼくが思う正しい好転反応は、
・長風呂後のズーンとだるい感覚
・急な運動後、身体がだるくなる感じ
などの反応だと考えています。
長く運動をしていなかったりして急に走ったり、運動して身体の血流や酸素などの循環が良くなると滞っていたところがしっかり流れてそのような身体のきつさになった経験が皆さん一度はあるはずです!
整体院での施術も同じでそのような方が施術を受けると 今まで滞っていた血流、リンパ、神経の循環がよくなり 老廃物、疲労物質などが一気に流れ出すので身体の反応としては上記で話したようなだるさが出ます。
そのような施術をしている整体院で施術を受けて、
好転反応が起こるのは通い始めて2、3回後だけの傾向が高いです。
今までと身体の変化が大きければ大きいほど起こりますが初めだけなのでご安心ください。